赤ちゃんが触れるものは全て消毒が必要?
全て完璧に消毒する必要はありません。むしろ完全に消毒する事はよくありません。


赤ちゃんは物を口に入れる事で、体内に抵抗が出来上がります。
そうすると身体が強くなり、病気にかかりにくくなります。
全て除菌していると、赤ちゃんの抵抗が身体で作られなくなり、病気になりがちに…
おもちゃなどは水拭きで大丈夫!
おもちゃなどのプラスチック製品は、水拭きなどの簡単なケアで問題ありません。
除菌スプレー・アルコール消毒を頻繁にすると、免疫を作るのに必要な最近まで殺菌してしまいます。
なのでそこまで完璧に殺菌する事は、実はよくありません。
なんで赤ちゃんは口になんでも入れたがるの?
大人は手で確認・判断をしますが、赤ちゃんはそこまで手で判断できるほど発達していません。
赤ちゃんは最初に、母乳とミルクを口から摂取します。そのため「口・口腔内・口の周りの筋肉」が最初に発達します。
なので赤ちゃんは感覚をつかむために、口にモノを入れるのです。
歯が”かゆい”場合もある
赤ちゃんにもよりますが、3~7ヵ月頃になると歯がかゆくなる時期です。
歯が生え始め、痒くて何か口に入れる場合もあります。
いつごろまで口にモノを入れる?
離乳食が始まる6ヵ月頃から味覚はもちろん、聴覚や視覚も発達し始めます。
そうすると口の感覚だけでなく、聴覚や視覚を使って確認する力が付いてきます。
そうすると徐々に口にモノを入れる回数が減ります。ただ、一気に無くなるわけではありません。
1歳~1歳6ヵ月くらいで口に入れて確認するのをやめるようになります。
指しゃぶりのやめさせるタイミングも併せてご紹介!
ずっと続けさせておくと歯並びに影響もあるので、必ず下記をチェックしておきましょう。
消毒よりも、誤食に注意して欲しい
誤食は外出時より、家庭内で起きる事がほとんどです。
外出時は、抱っこしていたりベビーカーにいるためあまり誤食は起きません。
自由に動ける家庭内が誤食の危険性が高いです。
医療品(薬)
後で飲もうと思って置いておくと、カプセルや錠剤は赤ちゃんは飲んでしまいます。
大人が飲む量を赤ちゃんが飲むと、危険です。
飲んだ可能性がある場合、すぐに病院に連絡して受診してください。
化粧品
ママが普段使っているのを見て、興味があるので見ると触りたくなります。
小さい容器はもちろん、化粧品が空いてると舐めたりします。
化粧品は身体に入っても害がないように作られてますが、処置が必要な場合があります。
飲み込んだ、舐めた場合はすぐに病院に連絡して確認をしてください
アクセサリー・小物
ピアスやイヤリング、お金など光っている物は赤ちゃんも触りたくなります。
飲み込むと、胃酸で溶けてしまい害がある場合もあります。
さらに、小さい物は腸壁などの隙間に挟まる場合もあるので、飲み込んだ恐れがある場合はすぐに病院に連絡してください。
大人が食べているもの
大人が食べれてるから、大丈夫だろう。と思っていませんか?
例えばナッツは、気道に入ると水分で膨らみます。
赤ちゃんの場合だと、膨らんで窒息する恐れがあります。
飴のゴミなど、赤ちゃんは飲み込んでしまう恐れがあります。
緊急時は救急車を呼んでください
誤食した物によっては、毒性が強いものがあります。
すぐに処置しないと赤ちゃんの命に係わることがあります。
電話をする際は落ち着いて「何を、いつ、どのくらい、今の容態」誤食したのか伝えましょう。
今はいつも通りの顔をしていても、急に体調が悪くなる事もあります。
誤食を防ぐ方法
赤ちゃんにとって危ない物は、手の届かない所に必ず置いてください。
出しっぱなしにしないように、家の物を置く場所を変える必要があります。
電池で動くおもちゃを使ってませんか?
そのカバーを外して口に入れたり、電池を食べる可能性があります。
カバーが外れないようにネジをしっかり止める・テープでカバーを止めるなどの対策をしてください。
引き出しには、チャイルドロックなどを付けて安全グッツを利用するのがオススメ!
勝手に開けられないようにするのがポイント!
ポイント
一番多い誤食は煙草です。
灰皿はもちろん、空き缶を灰皿にしていて誤食してしまうケースも多くあります。
有害物質が滲み出た水を赤ちゃんが飲んでしまいます。
赤ちゃんがいる部屋では吸わず、違う場所でたばこを吸うのが安心です。
家族や周りの方全員で誤食に気を付けて、身の回りの整理をしましょう!