吐き戻しには二種類あるのはご存知ですか?それによって解決方法が違います。
- 溢乳(いつにゅう)
- 嘔吐(おうと)
では、吐き戻しの理由とリスクも併せてお話ししていきます。
溢乳とは?
授乳後に口から少量の母乳やミルクが出る事をいいます。
吐き戻しではありますが、赤ちゃん特融の生理現象なので問題ありません。
嘔吐とは?
授乳後に多くの量を一度に吐く状態の事をいいます。
母乳やミルクを勢いよく吐き出します。
この場合は、生理的現象ではなく他に理由がある可能性があります。
詳しく見ていきましょう。
赤ちゃんの吐き戻し(嘔吐)の原因と対策
ゲップ不足
赤ちゃんは母乳やミルクと一緒に、空気を飲んでいます。
まだ飲むのが上手ではない新生児であれば、誰もがゲップをします。
赤ちゃんのゲップの方法や体制を説明しているページは下記になります。
母乳・ミルクの飲みすぎ
まだ赤ちゃんは「お腹がいっぱい」という感覚を持っていません。
与えただけ飲むので、飲みすぎて最後に吐き出してしまう子も多くいます。
まだ身体が未熟だから
赤ちゃんの胃は完全に閉じた状態になっていません。
そのため飲んだミルクが逆流しやすい状態なのです。
赤ちゃんが病気だから
主に「急性胃腸炎、アレルギー、胃食道逆流症」が考えられます。
赤ちゃんの様子を見て、嘔吐を何度も繰り返しているようであれば病院で診察をしてください。
吐き戻しはいつまで続く?
生後3ヵ月頃に、吐き戻しが収まってくると言われています。
赤ちゃんの身体に期間が必要となり、様子を見るのも大切です。
吐き戻し対策は?
授乳中
授乳量を調節し、縦抱きで飲ませると効果的!
飲み終わりではなく、飲み途中でもゲップを促してみてください。
授乳後
授乳後は頭の位置を高くしておく。
眠りそうなら、右をしたにして寝かしつけてください。